コムラサキ(蝶)
梅雨に入り、5月の夏のような暑さは回避され少しほっとしています。
夏になると手に汗を掻き、触る羊毛もベタベタとまとわりつきますから、今くらいの暑さまでならば羊毛仕事もなんとか快適にこなせます。
今回は蝶のコムラサキに挑戦。
ホント、『挑戦』という言葉が今の自分には一番合います。
蝶のつくりといい、平面の羽の模様や光沢、羊毛でどう表現すべきか1から考えなければならないのですから。
そして出来たのがこちら。

なんだかイマイチ~。
何だろう・・・羽は色々と考えすぎてまとまっていないし、体系が蛾のようになってしまいました。
羽は針金を入れ、羽の裏まで表模様が出ないように考えて刺したりしていたら分厚くなってしまいました。
すごく気になったのでリベンジ☆

シンプルイズベストだろうと、羽の刺しは最小限にとどめることで光沢感をだしました。

私たちが感じる蛾と蝶の違いは体部分の大きさだろうと
小さく作ったら蝶らしく見えてきました。
けれどコムラサキらしさからかなり遠のいてしましました。
一つクリアすれば一つ出来ず。。。不器用ですね(-_-;)

2匹目の蝶はコムラサキに見えない・・・
見えないけど1匹目よりは蝶らしい。
蝶をマスターするにはまだまだまだ時間がかかりそう・・・今回はここまで。
自分のよく知らない分野の生物を作るというのは難題が多いですね(;^ω^)
でも少しでも作ることでその知識が増えていくのが嬉しい。
今回知らなくて勉強になったことは、蝶は種類によって脚の見え方が4本だったり6本だったりすること。
昆虫の脚は6本のはずだけどコムラサキのどの写真を見ても4本にしかみえないのであれっと思って調べてみたところ、
セセリチョウ科・アゲハチョウ科・シロチョウ科は6本、テングチョウ科・マダラチョウ科・タテハチョウ科・ジャノメチョウ科は4本(前足2本は常に胸に折りたたんであるそうです)、シジミチョウ科は4本または6本に見えるのだそうです。
なぁるほど、そうだったのか~と1つ勉強になりました

